Interview 02

ラボでの検討から実機導入まで一気通貫で携われるのが醍醐味。

T・K

2022年入社/研究開発

研究開発部 開発G 坂東工場

先進理工学研究科 生命医科学専攻 卒業

ラボでの検討から実機導入まで一気通貫で携われるのが醍醐味。 ラボでの検討から実機導入まで一気通貫で携われるのが醍醐味。

当社を選んだのはビジネスに可能性を感じたから

私が当社を選んだのは、環境問題に関心を抱いていたからです。SDGsが世界的に広がりを見せるなかで、環境関連のセミナーに参加したことをきっかけに、資源循環や水環境の保全に興味を持ちました。そこで就職活動でも環境保全を軸に企業探しを進めており、当社の存在を知りました。
環境に配慮した事業を行う企業はたくさんありますが、今後の市場の広がりを考えた時、最も将来性を感じたのが当社を選んだ一番の理由です。会社説明会ではテクノセンターを見学させてもらい、入社の業務内容を具体的にイメージできたことが決め手になりました。「どんなところで働くのだろうか」といった漠然とした不安を抱くなか、職場の雰囲気などを自分の目でしっかり確かめることができたことは、入社を決める際の安心感にもつながりました。
入社後も職場の人間関係はとても良いと感じていますし、新入社員一人ひとりに教育係の先輩社員が付くメンター制度があるほか、基礎実験の研修をはじめとした教育システムも充実しています。学生時代に畑違いの研究をしていた方でも、安心して仕事に慣れていける環境が整っていると思いますね。

坂東工場に導入される設備の検証作業などを担当

現在は、研究開発部の開発グループで勤務しています。今後新たに導入する技術やプロセスの検討などを主に行っており、ラボで行う小さなスケールでの検討から工場への実機導入にいたるまでの一連の工程を担当します。私は2022年に稼働を始めた坂東工場で研究開発部の駐在員として勤務しており、別の工場からの生産ラインの移管作業などに従事するほか、新たな設備の導入や工程改善などにも取り組んでいます。
新たな回収物に対応した新規の生産ラインを立ち上げる際は、まず研究所であるテクノセンターで小規模な試験を行うところからスタートします。そこから徐々に規模を大きくして技術的な検証を行い、そのうえで最終的に工場内に実機を導入するというステップを踏んでいきます。私たちの仕事の魅力は、とにかく業務の範囲が広いこと。発案から実機の立ち上げまで、一気通貫で携わっていける点が一番の醍醐味だと感じています。

現場作業を考慮してより良い設計ができる技術者に

仕事の達成感が味わえるのは、立ち上げが終わった瞬間ですね。ラボでは何も問題が起きなくても、実機でトラブルが発生するケースは多いです。ラボであれば条件を均一にし、偏りが少ない状況を作るのは簡単ですが、実機ではそもそも設備のサイズ自体が大きく、想定外の発熱などが生じることがあります。こうした不測の事態を試行錯誤の末に乗り越え、無事にプロジェクトを完遂できた時には大きな充実感が味わえます。
これまで実機の立ち上げや工場の工程改善に取り組んできましたが、今後は新たな貴金属リサイクルの技術開発に発案の段階から携わる仕事をしていきたいと思っています。また現在の業務範囲をもう少し上流へと広げ、さらに網羅的に対応できるように成長を続けていきたいです。そして、工程の効率性、作業の安全性や負担軽減などに考慮しながら、現場に沿ったプロセス設計ができる技術者になりたいと思います。

1日のスケジュール

週休3日モデル/フレックスタイム制
8:30
出社・メール確認
9:00
実機試験
10:00
休憩
10:10
実機試験のデータ整理
12:20
昼休憩
13:00
ミーティング
14:00
実機試験
15:00
休憩
15:10
実機試験
16:30
データ整理・資料作成
17:30
退社

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